2006年11月23日木曜日

灰谷 健次郎

人間、例外なくいつかは天国か地獄かは知りませんが、この世から居なくなってしまうものです。この世には、沢山の先生と呼ばれる方々がいらっしゃるものの、なかなか尊敬できる方に巡り会えないものです。そんな中で今日、尊敬できる先生が亡くなりました。

沖縄で元気に海にでも潜って魚などを突いているのかと思っていましたが、静岡の病院で亡くなられたのですね。

児童文学の灰谷さんの作品ですが、幼き頃は読書嫌いで灰谷文学に巡り会ったのは社会人になってからでした。


「生命の平等などと抽象的なことをいっても、教師はなかなか分かろうとしない。いつも高いところに立って、子どもを見ているから、身構える側の人間の心のうちは、ほとんど見えない。」
   −− 優しさとしての教育 から −−


一貫して生きることと学ぶことを問い続けてきた方でしたね。残念です。
謹んでご冥福をお祈り致します。

Wikipedia 灰谷健次郎 から

2006年11月20日月曜日

札幌市民なのか?

小笠原選手のFA宣言による球団移籍はほぼ確実と報道されました。個人的には寂しい事です。

新庄選手が「これからはパ・リーグです。」 と、いったところで、セ・リーグ経験のない選手にとっては華やかに見えるリーグなのかもしれません。ただタイガースファンの私には、本当に選手に優しい ファイターズファンです。そう他人の人生とやかく言えません。去るものは追わずです。

そういえば小笠原選手は単身赴任でした。この3年間、ご家族の方は北海道の良さを知らずに終わってしまったのですね。退団された新庄選手はホテル住まいでした。他にもいらっしゃるみたいですね。私には無理な話です。充分彼らは高額所得者ですから可能なことです。

それにしても、誰も教えてくれませんからわかりませんが、いったいどの位の選手が札幌に住民票があるのでしょうかね。別にどこにあってもいい話なのですが、もし彼らのような高額所得者がたとえば夕張市にあったら、結構助かるのだろうなあ。などと思う私です。

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昨日は、本当に今年最後の札幌ドーム。高倍率の入場券が当たって、3万6千人以上のファンが訪れたファイターズファン感謝デーに参加できました。さらに高倍率の選手とふれ合えるイベント参加には結局当選せず、遠いアッパーシートで見ていました。

双眼鏡で見ていると、当たり前なのかもしれませんが、一生懸命ファンサービスをする選手もいれば、そうでない選手もいます。選手にとってはツマラナイ仕事 かもしれませんが、参加したファンは何かに期待して参加しているのです。優勝が引き金かもしれません。またにわかファンもたくさんいるかもしれません。し かしそんなファンが本当のファンになってもらう為にも、ツマラナイ仕事にも、そうでない選手など居ないファイターズであって欲しいものです。ええ加減な ファンとのハイタッチはやめて欲しかったなあ。はるか彼方に座る多くのファンにとっては、サインボールを観客席に投げ入れる選手達の行為は、決してそこ までは届かないボールに、ある意味寂しい好意かもしれません。それよりも、深深と最後まで挨拶に周っていた41番や46番の選手にファンサービスを見たよ うに思ったその日でした。

2006年11月18日土曜日

緊張


10月は木こり修行で18日間美唄にいっていました。

その時一緒に研修を受けていた方々は年齢も生活環境も実にさまざまで、研修内容にもまして、そんな方々と寝起きを共に出来たという経験はとても有意義な時間でした。

最近、そんな研修生の中のお一人、Hさんから励ましの手紙と一緒に写真が送られてきました。私のデジカメはポケットにスッポリはまるような今時の物ではありませんので、持っていたものの結局ほとんど活躍しませんでした。
まだたいして期間も過ぎていませんが、こうして研修中の作業写真が見れるのは懐かしくもあり嬉しいものです。

鼻歌交じり?のカラマツの枝打ち。  緊張のトドマツの伐倒作業。

それにしても、我ながらなかなか素晴らしい働きぶりなので一瞬見間違えてしまいました。(自画自賛) これでもっと写真を写してくれた彼のように若ければ、(ヒトマワリ以上違う) 持久力ももっとあるでしょうから最高の林業作業技術者間違いなしなのですが・・・。

「山仕事はそんなに甘くないぞ。」 と、どこからか声が聞こえてくるのは気のせいかな。

N.W.森林いきいき   林業就業支援講習

2006年11月16日木曜日

意外な所で

昨日は、長女の中学校の授業参観日。平日ということもあって父母はまばらでした。

参観した社会科では、世界の資源と日本の勉強していました。なんとなくJR職員のごとく「地図帳に向かっての指差し確認!」って感じに見えたのはキノセイ・・・?

そ ういえば私の中学時代、社会科の先生は「君達が大人になる頃、石油はもうほとんど無いでしょうね。」と、言っていたような。ありがたい事に大人になった 今、血眼になって探しだされている結果なのか、私を含め日本人は以前に増して石油燃料に充分浸りきって生きています。さらに資料として保護者に配布された プリントを見て改めて唸ってしまいました。
「日本は、石油や石炭、天然ガスなどの燃料となる資源を、アメリカに次いで2番目に多く輸入しているんだよ。」

サウジアラビアに次いで世界第2位の産油国アメリカ。
そんな国なのに、世界のどこの国よりも沢山の燃料資源を輸入し浪費しているのですね。それでも近年のかの国は、節約とは縁遠い道を選び進んでいるようです。
あの時の先生のお言葉は、今の中学生に限りなく近い現実となるのでしょうかね。

それにしても我娘はベネズエラ・ボリバル共和国の位置わかったやろうか・・・?

大阪書籍  資源・産業からみた日本 社会(地理的分野)中学校リンク