「デモをやって何が変わるのか」という問いに、「デモができる社会が作れる」と答えた人がいましたが、それはある意味で至言です。「対話をして何が変わるのか」といえば、対話ができる社会、対話ができる関係が作れます。「参加して何が変わるのか」といえば参加できる社会、参加できる自分が生まれます。
--- 「社会を変えるには」 小熊英二 から
2014年12月14日日曜日
2014年11月26日水曜日
2014年11月16日日曜日
直観力
生命が尽きてもなお気づくことのない観念。これがワナなのだ。だからワナなのだ。
歴史は語る。目前の「よかれ」には慎重になれと。
なにか、もやもやとした、物事を見え難くさせている環境を通じて、それでもそのもやもやとしたものを見すかしてその向こうにある本性のようなもの、正体のような核心のようなものを見抜く力。これが、直観力。
(略)
「どれほどの教養をつんでも、この直観力がなければ、一生勉強したってダメ。」(上野千鶴子)
真理は一つ。幸せは一つ。などという考えがいかに危険で、それらの思想がいかに人を騙しやすく、どれほど多くの人がワナにはまったか。
--- 遥洋子 「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」 から
歴史は語る。目前の「よかれ」には慎重になれと。
なにか、もやもやとした、物事を見え難くさせている環境を通じて、それでもそのもやもやとしたものを見すかしてその向こうにある本性のようなもの、正体のような核心のようなものを見抜く力。これが、直観力。
(略)
「どれほどの教養をつんでも、この直観力がなければ、一生勉強したってダメ。」(上野千鶴子)
真理は一つ。幸せは一つ。などという考えがいかに危険で、それらの思想がいかに人を騙しやすく、どれほど多くの人がワナにはまったか。
--- 遥洋子 「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」 から
2014年10月13日月曜日
2014年9月23日火曜日
2014年9月9日火曜日
2014年7月26日土曜日
おとなしくしていれば何とかしてもらえる?
冷たい壁にとりまかれて、声を出せないという人がいます。それは逆だと思います、声を出さないあなたは、他人から見れば壁の一部です。あなたが声を出さない状態が、周りの人を壁にしています。関係は作り作られます。関係は待っていても変わりません。動かないと変わりません。声を出せば、一時的に敵対関係になる人も出るかもしれませんが、味方になる人も出るでしょう。
--- 「社会を変えるには」 小熊英二 から
--- 「社会を変えるには」 小熊英二 から
2014年7月22日火曜日
2014年7月5日土曜日
人口と地面の大きさに見合うぐらいな国
安部さんは「世界一」を掲げたけど、日本が生き残っていく道は1番とか2番じゃなくて、人口と地面の大きさに見合うぐらいの小さな国になることです。「技術で世界一」なんて言うのもやめて、作れるものを作って、国内総生産なんか落ちてもいい。こぢんまりとした、しかしよその国が「あの国はいいな」と言うような国。競争に負けても、最後には「やっぱりあなたたちが正しい」と言われる国になればいいなと思っているのです。(澤地久枝)
--- ニッポンが変わる女が変える 上野千鶴子 から
--- ニッポンが変わる女が変える 上野千鶴子 から
2014年7月1日火曜日
2014年6月21日土曜日
2014年6月8日日曜日
ウッドデッキに適した木材と塗料は何?
薄々感じていたけれど、無塗装の板。木は,風通しを良くして乾燥させれば,塗装しなくて十分にもってくれる。結局「ウッドデッキには定期的なメンテナンス塗装が必要」という定説は、業者の為にあるのかな。
それよりも、ウッドデッキには、ウエスタンレッドシダー が断然で、 SPF(スプルーフ・パイン・ファー)にいくら高い塗料を塗っても、耐久力はないことが目から鱗。
★参考 酔狂な実験
それよりも、ウッドデッキには、ウエスタンレッドシダー が断然で、 SPF(スプルーフ・パイン・ファー)にいくら高い塗料を塗っても、耐久力はないことが目から鱗。
★参考 酔狂な実験
2014年6月4日水曜日
寄り添う言葉が社会を変えていく
相談に来た人たちに「あんたたちこうすればいいんだ。私の言う通りにすればいい」と上から目線で言っても、決してその通りにはならない。
大事なのは、本人がどういう思いをもっていて、そこにどういうリアリティがあって、今後どうしていきたいか。それらと結びつくように話して初めて、「一緒にやっていこう」というつながりがつくれる。
2014年4月6日日曜日
2014年2月7日金曜日
民主主義の成熟度
自分たちの考えを実現させたい、なるべく自分たちで決めたいと思うのであれば、異なった立場の人たちと意見調整という、ものすごく面倒くさいプロセスを担う覚悟が必要で、そのコストを引き受ける覚悟がなければ、それは「誰かが調整してくれ。ただし自分たちの要求どおりにするように」と言っているのと変わらない。(茂木)
一律が好きだというのは、やはり、自分に自信がない、自分自身の判断基準を持っていないということになるんじゃないでしょうか。(湯浅)
結局、政府のなかの課題というよりは、最後には世論全体が、そこにお金を使うことによって自分たちのプラスになると思えるかどうかが重要なんです。(湯浅)
”わかりやすいものは良くて、わかりにくいものは悪いもの”という善悪のつけ方をする。こういった判断の仕方は、とても危険です。(湯浅)
--- 「貧困についてとことん考えてみた」 湯浅誠 茂木健一郎 から
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