次の日、本会議で予算が賛成多数で可決された。
新役場庁舎と公民館をつなぐ渡り廊下の建築予算が八千なにがしと聞いた。災害時に住民が、新庁舎の井戸水を利用したトイレを利用する時に必要らしい。そんな災害時以外は住民が利用する頻度はほとんどないけれど、その公民館の中には教育委員会がある。公民館は昭和レトロの雰囲気大で、大ホールの椅子はガムテープで修繕されているいらしい・・・。
健康保険税が値上げされた。単年度で百万なにがしの赤字が出ているそうだ。上の八千万、こちらに回してくれたら、当分値上げはしなくてもいいだろうに。
2年前に値上げされた給食費が再び値上げとなった。今や給食費を補助する市町村も増えているのに、この町では親が子ども給食費を払うのは当然ということらしい。
今や、高齢者は家族だけでお世話するのではなく、社会みんなでお世話しましょう。と、介護保険制度ができた。
じゃ、子どもは?
駅前にホテルが建つそうだ。
建てるのは町行政、経営は、商工会がつくった会社。
町にはホテル旅館も民宿もあるのにね。そのお金、子どもの給食費にあててやればいいのにね。
この町は、どちらの方向を向いて予算を決めているのかな。