2019年4月11日木曜日

企業の目的

企業の目的は利益ではない。利益は企業が存続するための条件にすぎない。利益が出ないような事業は確かに継続できない。しかし利益は何をすべきかを教えてくれない。何をするのかを決めたときにはじめて、その事業が利益を生むかどうかが問題となりうる。何をするかを決めない限り、利益の有無を問うことすらできない(Drucker 1993,ch6)

ある仕事が創発的価値を生成するなら、その仕事は有効である。(安冨歩)

企業の目的は顧客の創出である。利益は企業の具体的目標を教えてはくれない。それは企業が自分で考えねばならないことである。自分たちのなすべきことは何なのかをはっきりと認識し、いかにして創発を阻害する要因を取り除くかを考えることが、最良のブランド・マネージメントであり、21世紀を生き延びる方法なのである。(安冨歩)

2019年4月4日木曜日

マネージメント


「不好犯上、而好作亂者、未之有也」(論語)

【解釈】好く上を犯さないというに、好く亂を作す者は、いまだいたことがない。(安冨歩)

論語入門 学而