成年後見にとって必要な人材は財産管理の専門家ではなく、福祉の専門家です。成年後見は福祉の分野であり、本来は法律家ではなく行政が担当すべきなのです。
‐ーー #長谷川学 #宮内康二 「 #成年後見制度の闇 」
森の中に住む猫の頭の片隅にあること。
成年後見にとって必要な人材は財産管理の専門家ではなく、福祉の専門家です。成年後見は福祉の分野であり、本来は法律家ではなく行政が担当すべきなのです。
‐ーー #長谷川学 #宮内康二 「 #成年後見制度の闇 」
リフレ派に言わせれば「それでうまくいく」、反リフレ派に言わせれば「それはやばい、破滅への道だ」というのが、異次元金融緩和でした。現実には、どちらも起こりませんでした。成功もしなかったし、破局も起こらなかった。だからおそらく異次元なのは、私たちが置かれている今の経済環境、経済の仕組みのほうです。経済の現実が、既存の経済学の前提からはおそらくずれてきているのです。
私の知る限り、日本のコロナ対策が迷走を続けている最大の理由は、官僚機構の機能不全と、その機能不全を解消しなければならない責務を本来背負っている政権の無能です。
鳩山、小沢の両名は、基本的にどちらも保守の系譜に属する人です。ところが保守の系譜に属するにもかかわらず彼らが異端だと言えるのは、戦後日本の保守がずっと維持してきた、良く言えば親米の路線、悪く言えば対米従属の路線を健全化させたい、相対化しなければ、といった考えをはっきり持っているからです。その点が、主流派の保守との根本的な違いです。
実際に、アルツハイマー型認知症になっても、新しい人に出会って、その人と何度も接するようになると、海馬の萎縮のせいで、その人の名前はなかなか覚えられなくても、親しみは感じるようになります。新しい友達ができるのです。
認知症になっても、また、それ以外のどんな病気でも、人間が最後まで持ち続けるものがあります。それは自尊心です。
毎日確実に好きな餌が食べられることがライオンにとってよいわけではなく、何も食べられないかもしれないけれど自由に駆け回って、自分で探せることが、ライオンの幸福には重要だということです。
「家」が指し示しているのは、具体的な昔の家ではなく、「心が安心できる場所」なのです。
おいしい、おいしくない。これは食べてよい物か、いけない物か。そのような、生存においてとても大事な情報は、アルツハイマー型認知症の人は適切に判断できるのです。
大事な物が見当たらないときに、一瞬、自分以外のだれかのせいにすることは多いのです。なぜなら、私たちは「自分にとって大事な物を自分が失くしたりするはずがない」と思い込んでいるからです。
散歩は、外に一度出て帰ってくることによって、「自分がその日に有益なことをした」という達成感も作ってくれるかもしれません。
海馬の活動が弱まることで、扁桃体の活動が高まって、感情的に敏感になるとか、警戒心が強くなる、ということが起こるのです。
認知症に関係なく、人には、自分にとって必ずしもよいとは言えない状態を、このままでよいのだと正当化する心の働きがあります。「ストックホルム症候群」
意識的に新しいことを覚えることは難しくなっても、無意識的には体験は確実に積み重なって、脳の中に残るのです。
毎日いきいきと暮らせるのは、毎日がその人にとって特に意識することなくこなせるような、お馴染みの課題で満ちていて、簡単になっているからです。
今の自分にとって少しだけ難しいことに挑戦すると、生活の中に喜びが生まれ、自分にはまだまだ学習ができるということを信じられるようになります。
--- #恩蔵絇子 #永島徹 #なぜ認知症の人は家に帰りたがるのか #2022/07/10
日本だって「儒教に支配され」てきた。
遣唐使時代の留学生や遣明使時代の禅僧たちは、仏教や儒教を伝えることで日本の伝統文化を作り上げてきた。中国だけでなく、韓国からも文化の伝来があった。このことをきちんと認識していない人たちが唱える嫌中論・嫌韓論は、ことわざでいう「天に向かって唾を吐く」ものである。( #小島毅 )
(令和の元号に関して)引用した万葉集の該当部分は漢文で書かれ、中国の詩文集『文選』などの影響を色濃く受けている。そもそも元号だって漢字だって中国由来なのだから、「日本の国柄」などと胸を張るより、多様な文化の交流が豊かな伝統をもたらすことこそこそを言祝(ことほ)ぐべきだろう。( #青木理 )
元徴用工にせよ、元慰安婦にせよ、日韓にくすぶる問題の大半は日本の植民地支配に端を発しているというのに、そうした歴史に関する真摯な考察はメディアの俎上(そじょう)にほとんど載せられない。( #保阪正康 )
韓国人知っている歴史と日本人が知っている歴史は違って当然なんですが、あまりにも知識をお持ちでない方が多すぎて、対話にもならないレベルのことが大半です。( #チェ・スルギ )
「あなたたちが科学に耳を傾けないのは、これまでの暮らし方を続けられる解決策しか興味がないからです。そんな答えはもうありません。あなたたち大人が、まだ間に合うときに行動しなかったからです。」( #グレタ・トゥーンベリ )
人々は、理想の姿、夢、憧れを得ようと、モノを絶えず購入するために労働へと駆り立てられ、また消費する。その過程に終わりはない。消費主義社会は、商品が約束する理想が失敗することを織り込むことによってのみ、人々の絶えざる消費を駆り立てることができる。「満たされない」という希少性の感覚こそが、資本主義の原動力なのである。だが、それでは、人々は一向に幸せになれない。