2023年8月30日水曜日

フリーランス

従業員を個人事業主(フリーランス)に切り替えると、業務委託料として課税取引に変更することができる。加えて、社会保険も厚生年金ではなくなる。企業は消費税が減り、さらに社会保険料も削減できるのだ。日本に消費税が導入されて以降(そして、増税されるたびに)雇用の不安定化が進んだが、税制面から言っても当然なのだ。

--- #三橋貴明 『 #財政破綻論の嘘 』 #2022年2月28日

かたくなに守る常識

国民すべてが常識をかたくなに守り、相互監視して常識からはみ出すのを規制し合う。だが、善意や正義、さらには「市民」「自治」といった民主主義的理念のオブラートにくるまれた営為であるために、規制し合っているという自覚すらない。その結果、社会は次第に窒息し、内閉し、退廃していく。「草の根民主主義」は、それがいったん異物排除にかかると、「自警団民主主義」に転化するもののようである。

---  #宮崎学 「 #突破者 」 #1996年10月20日



2023年8月26日土曜日

海洋投棄

2023年8月24日木曜日

2023年8月20日日曜日

予算はあります

2023年8月16日水曜日

市井の人の言葉

『限界集落って言葉はやめてほしい。残っている人は、子どもを育てて送り出して、親の面倒を見てこの地を守っている。生きている人に対して使う言葉じゃないと思うんです。』(金田征之)

誰しも、いつ身体が悪くなるかわからない。生き続ける限り、誰だって老後が来て、寝たきりになる。『その寝たきりの後のロールモデルを、人間はいまだかつて獲得できていないんですよ』(吉藤オリィ :OriHime 開発者)

思い出すのは1985年頃、大阪・釜ケ崎で日雇い労働者が派遣法に反対するチラシを配っていた光景だという。この法律によって派遣は景気の安全弁にされる、全国が寄せ場化すると警鐘を鳴らす労働者たちを、当時の奥田(知志)さんは半信半疑で見ていた。しかし、今「彼らの予感が的中した」とひしひしと感じる。

このコロナ禍でオリンピックが開催されること、
『異常ですよね。他にやるべきことがあるのに、おかしいと思っているのにズルズルいって、誰も責任を取る人がいない。右向け右って言われたら右を向いてしまうのいって、すごく日本的ですよね。異論を唱えるのが良くないとされている』(林リダ)

「高齢化日本一」の群馬県南牧村で移動販売をやっている安藤さん夫婦
『確かに風景は非常に悲しくてうら寂しいのだけれど、安藤さん夫婦がとても明るくて、行商をやりながら饅頭やお茶を配ったり、みんなの荷物を運んであげたり、村全体が家族という感じなんです。消滅可能性は確かに高いよなと思う一方、人のつながりの力強さに感銘を受けました。』(久江雅彦)

---   #雨宮処凛 「祝祭の陰で 2020-2021」 #2022年3月25日


2023年8月5日土曜日

カタログショッピング

 ふるさと納税制度は菅氏肝煎りの政策ですが、その拡充に総務省の自治税務局長として異論を唱えた平嶋彰英氏にも少し前に長時間取材しました。こんな制度を拡大すれば裕福層向けのカタログショッピング化すると平嶋氏は訴え、実際にそうなったわけですが、至極真っ当な異論をぶつけてきた平嶋氏を政権は人事権を駆使(くし)して左遷した。これも主導権は菅氏です。(青木)

ーーー  #青木理 #安田浩一 「この国を覆う増悪と嘲笑の濁流の正体」 #2021年6月16日