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2024年1月22日月曜日

おばあちゃんのコンシェルジュ


ーーー おばあちゃんのコンシェルジュ~とくし丸の背骨(住友達也さん)【佐高信の隠し味】20240115

2020年11月7日土曜日

長いもの

 「人は弱いから群れるのではない。群れるから弱いのだ」(竹中労)

「多くの記者が長いものに巻かれ、戦争報道に突き進むなか、闘い続けた桐生悠々(きりゅうゆうゆう)。今の記者にその覚悟はあるのか」(佐高)

ーーー 望月衣塑子 佐高信 『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したか』

官主主義国家

 現在の日本は「民主主義国家」ではなく「官主主義国家」だと思っています。大臣としてその上に立つ政治家が愚かであればあるほど官主主義は進行し、深化します。(佐高)

あいつらの言い方で私が腹が立つのは、「誤解を招いた」というやつね。誤解したほうが悪いような言い方をする。ふざけんな、誤解じゃなくて正解して怒っているんだよ、と。(望月)

そのことと(総務省 高市早苗の電波停止発言)や安保法制報道について池上に迫った。そうしたら彼は、「反省ということを言って説明をしたら、色がついた答えになるでしょう」
と言うんだ。
でも、それはおかしい。
彼は自分でも、解説が自分の役割だというんだけど、偏らないこと、誰かの側に立たないことは、結局、いまある権力の側に立つことになるんだな。その根本的な力学を彼は理解していない。(佐高)

相手の懐まで深く入り込む取材は、時にスクープや深い解説記事を書くためには必要だ。しかし、権力の内側を描けないようではただのなれ合いにしか見られない。(望月)

ーーー 望月衣塑子 佐高信 『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したか』




2016年7月19日火曜日

歌の持つ影響力

さんざん戦意をあおって多くの人を死にいたらしめした古関裕而が、戦後、平和を祈る歌『長崎の鐘』の作曲もしている。しかも作詞はサトウハチローで、軍歌をつくってきたコンビで、今度は平和を願う歌をつくっている。
(略)
例えば、『六甲おろし』をつくったものも古関裕而なのですが、かれはなんと、読売ジャイアンツの応援歌『闘魂こめて』もつくっている。さらに、中日ドラゴンズの応援歌『ドラゴンズの歌』もつくっている。
(略)
歌をつくることを生業にしていながら、歌の持つ影響力の深さを考えることのできない人だったと思わずにいられないわけです。

  --- 「佐高信の昭和史」から

2016年5月28日土曜日

主語無し

自己規制なんて上品なもんじゃねぇよ、もう。自己規制なら、自己との闘いがあるでしょう。そんなもんじゃない。ズルズル、ズルズルな。新聞そのものに主語がない。そこで働いてメシ食っている連中、主語があるわけないじゃないか。(むのたけじ)

2015年8月8日土曜日

素直になるな

いちばん言うことを聞いてはいけないのが、親の言うことと、学校の先生の言うこと。なぜか? みなさんは”いい学校”から”いい会社”へという神話を疑いもしないけれど、その最終目標の、”いい会社”をいちばん知らないのが母親と大学の先生だ (佐高信)

2015年1月19日月曜日

やる方にはわからない

「済んだことは忘れよう、新しい立場で仲よしになろうではないかと言う日本人がいるが、忘れようと言えるのは自分たちだ。日本人が忘れようなどと言うのはおかしい」

「過去の悲痛な記憶は早く忘れたい。しかし、日本人が自分でかちとったものでもない与えられた平和と人権に浸って、今日までの行為をないがしろにし、恬然(てんぜん)としているのを見ると、我慢ができない。そんな時、日本へのなごやかな感謝は急に冷めてしまう。そして日本軍に追われ、血まみれのはだしで、飲まず食わずにジャングルをさまよったことを思い出す。怖い日本兵の顔が浮かんでくる」

「自分は赤ん坊の頃から、両親に叱られる時は、きまって”日本人が来るぞ”と言われて育った。こうして育った情感は、おいそれとは消えない。これは日本人にはわからないだろう」
(穂積五一を慕うアジア留学生や研修生)

   --- 『黄砂の楽土』 佐高信 から

2014年2月7日金曜日

半信半疑

「半分疑っているということは信じていないということじゃないのか。」
と、半信半疑という言葉を聞いたあるスペイン人

   ---  「石橋莞爾 その虚飾」 佐高信 から

2012年12月19日水曜日

相似形

慎太郎が亀井静香に議員を辞めることを告げたとき、亀井は「あなたの文学は強者の論理に立っているから人の心を打たない」と言ったそうです。(佐高信)

橋下さんは、大阪をなんとかしたいと出てきたわけでしょ。なんとかしたんですか。(高杉良)

  --- 週刊金曜日 924号 から

2012年8月4日土曜日

会社人日本

われわれヨーロッパ人には一定の生活パターンがあり、それは”市民”として果たすべき義務に従って構成されている。すなわち市民たるものは三つの義務を応分に果たさねばならない。
  一つは、職業人としての義務であり、それぞれの職業において契約上の責任を果たすことである。二つは家庭人としての義務であり、職業人として義務を遂行したあとは家庭に帰って妻子と共に円満にして心豊かな家庭生活を営み、子女を訓育すること。三つには、それぞれの個人として地域社会(コミュニティ)と国家に奉仕する義務である。
  これら三つの義務をバランス良く果たさないと、われわれは”市民”としての資格を失う。

(略)

  ユーロッパにも、市民としての義務を一部免除された人たちがいる。軍人と警察官と囚人である。しかし、あの人たちは、囚人ではあり得ない。警察官でもない筈だ。とすれば最も近いのは軍人であり、彼らが属する組織は軍隊に似たものであるに相違ない。  われわれは先に言った三つの義務を果たしながら通常の生活を営む市民である。彼らは仕事のみに全生活を捧げる一種の軍人である。

 (略)

 彼らはヨーロッパに来てヨーロッパのルールを無視しているが、これはアンフェアだと思う。  軍隊と市民が闘ったら軍隊が勝つことは明らかである。このような競争はアンフェアであり、アンフェアな競争の結果としての勝敗もアンフェアだと思うがどうか。

   --- 逆命利君 (佐高信) 『欧州共同体のある役員」 から

2012年1月15日日曜日

結局は100%子会社です。

ものすごくファンを抱えている読売巨人軍という会社であっても結局は100%子会社です。100%子会社は私を含めて本社から天下りがくるわけですね。
(略)
どこの子会社でも構造が三角形になっています。トップにいるのは天下り、次はプロパー(生え抜き)の社員、契約社員、アルバイトという構造ですね。(清武)

『逆名利君』は命令に従わない部下を受け入れてくれた伊藤正という社長がいたから成り立つ話です。そういうトップがいないところで『逆名利君』をやったら、すぐにどこかに飛ばされるか、首を切られるかですよね。(佐高)

 --- 会社に逆らうとはどういうことか 週刊金曜日878号

2011年8月19日金曜日

町閉症、村閉症

哲学者の久野収さんは、日本人は自閉症ならぬ「社閉症」を病んでいると言いました。会社のことしかわからない会社人間はすべてこの病気にかかっているわけですが、日本のことしか考えられない日本人はまた「国閉症」を病み、自分の家のことしか考えられない人間は「家閉症」を病んでいるということになります。
  ---  「豊かさのかげに」 佐高信 から