2022年3月12日土曜日

いつか来た道

1932年、大日本帝国は勝手に「満州国」という国を作った。このとき国際世論の批判を浴びないよう、大日本帝国は瀋陽(しんよう)の柳条湖(りゅうじょうこ)で南満州鉄道の線路を自分たちで爆破し、それを「中国がやった」ことにして、それを理由に侵略したのである。

(略)

過去の栄光しか見えない指導者は未来を切り拓けない。豊かな縮小と連隊を創造できない人は、どこの国の指導者にもなるべきではない。(田中優子)

2022年3月3日木曜日

性急な姿勢

 「世界で生じている様々な混乱のほとんどは、ごく単純な二項対立をとりあえず想定し、それが対立概念として成立するか否かの検証を放棄し、その一方に優位を認めずにはおかない性急な姿勢もたらすものです。そうした姿勢は、それが当然だというかのように、他方の終焉を宣言することで事態の決着をはかろうとする」

ーーー  蓮實重彦(はすみ しげひこ)『齟齬(そご)の誘惑』

2022年2月18日金曜日

共感や理解

「 最も重要なのはあなたの心と直感に従う勇気です。(略)心と直感はあなたがほんとうは何になりたいかを知っているからです。」(スティーブ・ジョブズ)
勇気が要るのは子どもが「心と直感に従う」ことを周囲の大人が許さないからである。ものごとを始める時に、まず周囲の共感や理解を求めてはならない。(内田樹)
−−- 内田樹 凱風快晴ときどき曇りvol38 週刊金曜日 No.1365号


2022年2月14日月曜日

真摯に向き合っていた人

「今日、私たちが置かれている悲惨な状態は、彼女が始めた政策によるものです。私たちは、どのように彼女を弔うべきなのでしょうか? 彼女の葬儀を民営化しましょう。競争入札にかけて、最安値を提示した業者に落札させるのです。きっと彼女も、それを望んでいたことでしょう」(ケン・ローチ:映画監督)

 ーーー  イギリスのサッチャー元首相が死去した時に述べた映画監督ケン・ローチの言葉

2022年2月13日日曜日

ディプロマミル と ディグリーミル

 偽(非認定)大学から「正式な」学位を授与されるのが「ディプロマミル」

実在する大学の学位(学位記、すなわち卒業証書)を偽造して授与するのが「ディグリーミル」


ディプロマミルの中には、法の抜け穴を利用して自らの行為を正当化するものがある。例えば、日本の学校教育法の効力が及ばない外国(主としてアメリカ合衆国)に本拠を置くことを装ったり、授与するものは「学位」ではなく単なる「称号」や「商標使用権」である(「特許大学」の事例)とする、などである。

--- ディプロマミル 「ウィキペディア」