2010年2月1日月曜日

二十一世紀になって・・・

若者が求めているのは些細な、本当に、涙がでるほどささやかなものだ。たとえば最低時給千円。これはそんなに法外な要求だろうか?働いたら、せめて自立して生きていけるだけの賃金をくれ。有給休暇をくれ。過労死に怯えないで済む人間的な労働時間をくれ。安定した仕事をくれ。二十一世紀になって、こんなささやかな要求を、声を大にして言わなければならないのか。

--- ワーキングプアの反撃 雨宮処凛 から

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