2011年3月19日土曜日

避難が無駄になっても責める人はいない

 危機的状況では、リスクを過小評価するよりは過大評価する方が生き延びる確率は高い。避難が無駄になっても責める人はいない。「何事もなくてよかったね」と喜べばいい。「安全だ」と信じ込まされて、いきなり「さあ逃げろ」と言われたらパニックになる。メディアの報道では「避難できる人は避難した方がいい」という専門家の発言が抑圧されているように感じる。
-- 内田樹 神戸女学院大教授

(朝日新聞社):西日本へ「疎開」を 〈伝えたい—阪神から〉 - 社会

2 件のコメント:

  1. ナジャ13日でクローズしました。ただいま引越し準備中です、

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  2. とうとう定年ですか。
    それとも、次することを決めているのでしょうか。
    期待しています。

    本当にお疲れさまでした。

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