2011年3月21日月曜日

戦争を知らない子供たち

もう決して子供ではないのだが、戦争は知らない。
しかしこれは写真で見た 戦争で被害を受けた時の姿だ。
それも、一度に多くのエリアがそんな姿になっているのだから、これは戦争以上の惨状かもしれない。
決して甘く見ていたわけではないのだろうが、隣国の脅威を言われ続けられている間に、別の脅威に攻められてしまったかたちだ。

放射能に強いと言われる戦車が福島原発の瓦礫撤去に出動するらしい。
目の上の筒がなければ、もっと作業しやすいだろうが。

そして、東京消防庁の精鋭部隊には、ほんとうに頭が下がる。

しかし最終的に彼らの行動をさらに精鋭にしてもらう為の回りの機械は、ある意味代役品だ。
戦闘機も必要かもしれないが、今回のように見えない敵に立ち向かえる装備にこれからもっとお金を使って欲しいものだ。それは、結局は作業員や各隊員の生命をさらに守る事になるだろう。
その道のプロが人前で涙を見せなくてはならない、そんなヒーロをつくって欲しくないと思うのだ。

『知恵無い、金無い、力無い』の三拍子揃った人間が偉そうなことは言えた立場ではないのだが、彼らに、より安全に仕事を全うしてもらえる環境を切に願う。

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