2014年2月7日金曜日
民主主義の成熟度
自分たちの考えを実現させたい、なるべく自分たちで決めたいと思うのであれば、異なった立場の人たちと意見調整という、ものすごく面倒くさいプロセスを担う覚悟が必要で、そのコストを引き受ける覚悟がなければ、それは「誰かが調整してくれ。ただし自分たちの要求どおりにするように」と言っているのと変わらない。(茂木)
一律が好きだというのは、やはり、自分に自信がない、自分自身の判断基準を持っていないということになるんじゃないでしょうか。(湯浅)
結局、政府のなかの課題というよりは、最後には世論全体が、そこにお金を使うことによって自分たちのプラスになると思えるかどうかが重要なんです。(湯浅)
”わかりやすいものは良くて、わかりにくいものは悪いもの”という善悪のつけ方をする。こういった判断の仕方は、とても危険です。(湯浅)
--- 「貧困についてとことん考えてみた」 湯浅誠 茂木健一郎 から
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