さざなみ光る大和川
清い心に育ちつつ
明るく伸びよ××小
お気に入りのブログを見ていて、ふと出てきた歌。
はるか昔、通った小学校の校歌。
意味もわからず折に触れ歌わされた歌。
とり上げて気に入っているという訳ではないのだが、
年齢を重ねると、今ちょっと前の事よりも、
昔の事の方が鮮明になるようなので、
まあ、そういう年になったということなのか。
日本一汚い川としてその名前を知らしめた大和川。
「私、その川で腕が浮いてたの見たことあるわ。」
以前、その川の傍に位置するある高校の修学旅行生から聞いた話だ。
しかし、少なくとも私はその川の川辺でメダカをすくったりして遊んでいたのだ。
とっても美しい川とはいえないまでも、
暑い日などは、
大きなおにいちゃん達はその川で泳いだりもしていたのだ。
親父達がひたすらモーレツ社員となって働き、
交通の便もすこぶる良くなっていったけれど、
年々、周りの畑や田んぼは無くなっていき、
川もどんどん汚くなっていった。
そして、ある日気がつくと、
その川の中で遊ぶ子供達の姿が見えなくなった。
大和川の鯰が絶滅危惧種に指定されることは時間の問題かも・・・という。
川から運んでくれる合成洗剤の匂いを嗅いで、
清い心に育てというのは無理があるなあ。
すでに絶滅危惧校歌に指定されているのではないだろうか。
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