2009年5月6日水曜日

駅前と郊外

十数年ぶりの旭川の買い物公園。

駅前のデパートに入っているお店と、
最近郊外にできた、ある大手スーパーに入っているお店と
大して違わない気がするのですが、
あの開放感が、
お客を郊外に引き寄せるのでしょうか。

本当は、駅前の二つのデパートから
さらに先を歩きたかったのですが、
時間の都合で、行けませんでした。

帯広の駅前周辺のように
なっていなければ良いが・・・と、
ちょいと、心残りです。



「地域社会や地元商店街といった疑似家族的コミュニチティも、同様に損なわれていった。その端的な例が、2000年に施行された大規模小売店舗立地法である。郊外に次々と大型ショッピングセンターが進出して、商店街はまたたく間にシャッター通りと化した。ショッピングセンターを誘致した行政はしばしば、商店街で失われた雇用はショッピングセンターで創出できると説明してきたが、そうした数字合わせでは取り返すことの出来ないマイナスが生じている。数字に換算できない社会的な人間のつながりや、相互扶助のあり方が根こそぎ消失してしまったのだ。」(湯浅誠)

   --- 「正社員が没落する」 湯浅誠・堤未果 から

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