あんたがやったことに、他人がなんでゼニ出してくれると思う?その人に役に立つことをやったから。他人の財布から金出してもらえるんでしょ?だったら少しは人の役に立つスキルを身につけろよ。マッサージでも、語学力でも、人の役に立つからぜニがもらえるんだ。自分が好きなことをしてゼニもらえると思うな。自分が好きなことは持ち出しでやるんだ。(上野)
「自分は無力で限界がある」、つまり自分の分をわきまえるということは、「自分には何ができる」ということがわかると同時に「自分に何ができないか」ということがはっきりわかること。自分にできないことをできるようにするには何が必要かということがわかる。だとしたら、自分にはないが、必要なものをよそから調達するスキルさえあればいい。(上野)
--- 『結婚帝国 女の岐れ道』 信田さよ子 上野千鶴子 から
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