今の憲法は天然記念物といったら言い方は変ですけど、世界史的にみて意味がある憲法だと信じているのです。それに手を加えるということは、絶対に許されないと思っているのです。(久米宏)
客観報道がどれほど重要であっても、それが大衆の意見代弁や権力の監視といったジャーナリズムとしての社会的使命を果たさないのなら、それは無意味というしかない。そのように考えると、テレビのキャスターは、自身の個人的見解を披瀝(ひれき)するだけではなく、またアナウンサーのように用意されたニュース原稿を読み上げるだけでもなく、”ニュースを自身の言葉で客観的に語る”ということになるのかもしれない。言葉を代えれば、主体的な客観報道と形容できるのである。
--- 福永勝也 『衰退するジャーナリズム』 から
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