2024年2月2日金曜日

箍をはめる

 『「昼は立ち食い蕎麦で、飲みに行くのも居酒屋で割り勘。スーツなんてもう何年も同じものを着ているよ」というお父さんも珍しくありません。
 つまり、結婚は男性の消費活動に急ブレーキをかけるのです。その一方で、高等教育を受け、経済の循環の一端を担っていた女性の「標準労働者」がひとり消えます。これではどう考えても、経済にとってプラスになっているわけがありません。
(略)
 たしかに、主婦の消費が、日本の内需を一定部分支えているのはまぎれもない事実です。 しかし、彼女たちの消費行動は、彼女たちの生き方と同様に、自由を奪われ、「箍」をはめられたものだということを付記しなければなりません。』


『タガメ女たちの子育てについては、子どもが幼いときにはママ同士の仲良したちが集まって、子どもを「遊ばせる」という方式がとられます。そこにはもちろん、子どもたちの意志はありません。ママが決めた相手とママの監視下で遊ぶ。タガメ女たちの「約束」のうえでしか「遊ぶ」という権利が認められていないのです。このようなタガメママは、子どもが小学校に上がってからも、自分が「あの子なら安心」と許可をした相手としか遊ぶことを許しません。これこそタガメ女の真骨頂で、つき合う友だちさえも「箍」をはめてしまうのです。』

---   #深尾葉子 #日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 #2013年4月22日

0 件のコメント:

コメントを投稿