「明日、戦争が始まる」 宮尾節子
明日戦争がはじまる
まいにち
満員電車に乗って
人を人とも
思わなくなった
インターネットの
掲示板のカキコミで
心を心とも
思わなくなった
虐待死や
自殺のひんぱつに
命を命と
思わなくなった
じゅんび
は
ばっちりだ
戦争を戦争と
思わなくなるために
いよいよ
明日戦争がはじまる
【IWJブログ・特別寄稿】「明日戦争がはじまる」の作者です。こんにちは。(第3回) 詩人・宮尾節子 | IWJ Independent Web Journal
2016年7月2日土曜日
一銭五厘の旗
ぼくらは 権利ばかり主張して
なすべき義務を果たさない
戦後の悪い習慣だ とおっしゃる
(まったくだ)
しかし 戦前も はるか明治のはじめから 戦後のいまでも
必要以上に 横車を押してでも 権利を主張しつづけ その反面 なすべき義務を怠りっぱなしで来たのは
大企業と 歴代の政府ではないのか
(見よぼくら一銭五厘の旗)
徳川時代や明治時代や、とにかく戦前までの女性は、みじめだったというのが、常識になっている。
しかし、いまの若いひとが考えているような、ラクかどうか、という物尺ではかれば、あのころの女性は、けっこうラクだったような気がする。
責任がなかったからである。
自分で何も考えることはいらなかった。むしろ、考えてはいけなかった。
(世界はあなたのためにはない)
そんなことを言っては損だと知っていても、いわなければならないことは、ハッキリと大きい声でいう。そんなことをしてはまずいとわかっていても、しなければならないことは、きっぱりとやる。
それが青年というものだ。すくなくとも、青年と老人がちがうところは、そこなのだ。
(どぶねずみ色の若者たち)
なすべき義務を果たさない
戦後の悪い習慣だ とおっしゃる
(まったくだ)
しかし 戦前も はるか明治のはじめから 戦後のいまでも
必要以上に 横車を押してでも 権利を主張しつづけ その反面 なすべき義務を怠りっぱなしで来たのは
大企業と 歴代の政府ではないのか
(見よぼくら一銭五厘の旗)
徳川時代や明治時代や、とにかく戦前までの女性は、みじめだったというのが、常識になっている。
しかし、いまの若いひとが考えているような、ラクかどうか、という物尺ではかれば、あのころの女性は、けっこうラクだったような気がする。
責任がなかったからである。
自分で何も考えることはいらなかった。むしろ、考えてはいけなかった。
(世界はあなたのためにはない)
それが青年というものだ。すくなくとも、青年と老人がちがうところは、そこなのだ。
(どぶねずみ色の若者たち)
--- 花森安治 『一銭五厘の旗』 から
2016年6月21日火曜日
2016年6月20日月曜日
一億総野垂れ死に -サギノミクス
事業の運営に人手は必要だから、会社は必死に求人を出す。だが、仕事に見合った賃金ではないために働き手は出てこない。求人に応じるのは、夫や父の扶養下にあったり、年金の支えがあったりして低賃金でもなんとかなる主婦、学生、高齢者、といった層ばかり。保育士不足は代表例だ。
有給求人倍率の1倍超えは、そんな状況で生まれた雇用の危機を示す数字と読める。
--- 竹信三恵子 「経済私考」 週刊金曜日 1091号 から
有給求人倍率の1倍超えは、そんな状況で生まれた雇用の危機を示す数字と読める。
--- 竹信三恵子 「経済私考」 週刊金曜日 1091号 から
知ろうと思わない人達の国
自分が20歳のころは、世の中の仕組みや、本当のことを知らないで育った。情報も与えられなかったし、政権を選ぶこともできなかった。批判する自由もなかった。いまは本当のことを知ろうと思ったら、知ることができる。それなのに、自分の見たくないものは見たがらない人、学ぼうとともしない人が多すぎる。これから20年もたてば、もっと悪くなるだろう。経済も国債の金利があがったら、大破局がくるかもしれない。(小熊譲二)
--- 小熊英二 「生きて帰ってきた男」 から
--- 小熊英二 「生きて帰ってきた男」 から
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