2007年8月1日水曜日

公平って・・・

公営の団地の中にあった小さな公園でした。
覚えているのは公園の真ん中にすべり台があって、それが草野球をする子供にはとても邪魔だったことです。 とはいえ、野球をしない時には結構そのすべり台を利用していて、滑るという直接的な行為だけでなく、「鬼ごっこ」などで隠れたり逃げたりする時にも使ったものです。

たぶん始めてした野球はこの公園。ふにゃふにゃした軟式テニスのようなゴムボール。バットなどありませんでした。グーにした手がバットでした。それでも2階建ての、長屋のような住宅の屋根を越えて反対側の道まで飛ばす少年もいました。
小・中学校の上級生も下級生もいっしょになってした草野球でした。お兄ちゃんは厳しいルール。小さい子供はそれなりのルールで・・・。その公園だけの特別ルールでしたが、皆それなりに楽しんでいました。

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子どもと大人がスポーツ対決をするときに、完全に自由なルールだったら子どもが勝てるわけがない。大人が勝たないように手心を加えるっていうのはおかしな話だけど、そこに特別なルールを投入すると、大人と子どもが対等感をもって戦える。
 − 週間金曜日 No.664 「国会劇場」と「私たちの日常」 倉田真由美 から

少子化で新得中学校の体育祭が同学年クラス対抗から全学年クラス対抗になったのはいつからだろうか。
今の体育祭は「勝ち負け」は重要な要素ではないようですが、対等感のない対抗戦って楽しいんだろうか。

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