2008年8月31日日曜日

夜逃げ列車のなくなる日

夜行の「まりも」の運行が今日で最後となりました。
この列車、札幌行きは、ある人が「夜逃げ列車」と言っていたのを思い出しました。
Sリゾートで、仕事に疲れて、寮を人知れず飛び出す時に使う列車だったそうな。
まだ、まりもが急行だった時の話だそうですが・・・。

今日は、たぶん鉄分いっぱいの方を含め、 沢山の方々が駅につめかけるのでしょうね。
なくなるとなったら人が来る。やっぱり、なくなると決まる前にもっと乗降してほしいものです。

本州方面への夜行特急北斗星やトワイライトはありますが、 これで道内発着の夜行列車は全て無くなってしまいます。
そして、将来は北海道新幹線になって、それもなくなるのかなあ。

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たしかJRグループの中でJR北海道、JR貨物は赤字のようです。 きっと他のJR路線にまして効率化、スリム化を目指しているのでしょうね。 でも、個人的には、札幌一極集中、過疎化、高速道路などの道路整備の充実など考えると、 他のJR路線のような方法で赤字解消は難しいことでしょう。

掘り出した石炭を運ぶ列車はもうありません。
旅人が愛した北海道ワイド周遊券もなくなり、そして鉄道で旅する旅人が激減しました。
ローカル線もなくなり学生の通学もバス転換になりました。
(札幌発着中心の)都市間を結ぶ線路だけが残りました。
勿論まったくないとは言いませんが、公共交通機関としての機能をどのくらい発揮できているのでしょう。

極論ですが、 ノロッコでも、SLでも、キャラクター車輌でも、どんな方法でも良いから 北海道の路線全体を観光路線にし転換していったほうが良いかもしれません。


でもやっぱり、人件費削減が楽なんやろね。

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