森の中に住む猫の頭の片隅にあること。
宗教が人間存在の意味を問い続け社会的弱者に寄り添うのであれば、反体制になるのは当然である。しかし、実際に「宗教団体」がその存在をかけて反体制であっただろうか。沖縄の現実に向き合い基地に反対した宗教団体はあったか。そもそも戦時体制を支えたのではなかったか。反体制であり得たのはマザー・テレサやガンディーや中村哲など個人の信仰者であり、宗教団体ではなかったのではないか。
--- #田中優子 #これからどうする #週刊金曜日 #1409号
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