2006年11月23日木曜日

灰谷 健次郎

人間、例外なくいつかは天国か地獄かは知りませんが、この世から居なくなってしまうものです。この世には、沢山の先生と呼ばれる方々がいらっしゃるものの、なかなか尊敬できる方に巡り会えないものです。そんな中で今日、尊敬できる先生が亡くなりました。

沖縄で元気に海にでも潜って魚などを突いているのかと思っていましたが、静岡の病院で亡くなられたのですね。

児童文学の灰谷さんの作品ですが、幼き頃は読書嫌いで灰谷文学に巡り会ったのは社会人になってからでした。


「生命の平等などと抽象的なことをいっても、教師はなかなか分かろうとしない。いつも高いところに立って、子どもを見ているから、身構える側の人間の心のうちは、ほとんど見えない。」
   −− 優しさとしての教育 から −−


一貫して生きることと学ぶことを問い続けてきた方でしたね。残念です。
謹んでご冥福をお祈り致します。

Wikipedia 灰谷健次郎 から

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