2008年1月12日土曜日

冷やしあめ

多分、30年以上ご縁のなかった飲み物に遭遇しました。

当てもん屋でクジやら駄菓子やら、そしてたこ焼きやらと一緒に売っていた飲み物。
当時、水まきの酌みたいので注いでくれた、コップ一杯10円ぐらいで売っていた飲み物。

いつも人がもう一人へばりついている感覚のある真夏の大阪で、それを飲み干した瞬間、喉から順にそのへばりついた人が離れていきました。でも10秒もしないうちに、次の人がへばりついて、あのうだるような大阪の夏が喉元から戻ってくるのです。

「おばちゃん!もう一杯頂戴!」

結局、10円の飲み物が20円になり30円になり・・・。
収まらない私の身体は、最終的には水道の蛇口に走りました。そうやって子供は学習するのでした。

もちろん我子供達は知りません。カミサンすら知りません。考えてみると、(今は、結構蒸し暑い夏が続く十勝ですが、)こんな清々しい真夏の北海道には必要のない飲み物だったのでしょう。(温暖化でそうでなくなる可能性大かも)

「なんかべっこう飴を溶かしたような味やねえ。」 子供達の感想でした。
私は、薄皮のお皿にのった4個で10円のたこ焼きが目に浮かびましたが・・・。



十勝であめ湯(冷やしあめ)を飲んでみたい方は、 帯広にあるお好み焼き屋「なんちゃっ亭」にあります。

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